2011年05月08日

チェルノブイリ原発事故から2年後の動画2本

こんにちは。
薩摩川内市の森永です。

東京電力が福島に作った原発は大変な人災をもたらし収束の見通しも立たない状況が続いています。

今妊娠、子育て中の方は25年前に起きたチェルノブイリの原発事故のときには
子どもだったという人も多いことと思います。

日本から8000km離れたチェルノブイリから飛んでくる放射能の心配を
そのころの母親たちもしていたのでしょうか?

1986年のチェルノブイリ原発事故を受けて日本で制作されたビデオ
『牛乳が飲みたい 原発 勇気ある撤退』(1988年11月)youtubeに動画がアップされていたので紹介します。
(続きが見たい方は題名かyoutubeの文字をクリックしてyoutubeの画面で見てください)

京都大学助教の小出裕章さんも出演していらっしゃいます。








また、チェルノブイリ原発事故から2年後の1988年10月に名古屋で行われた
小出裕章さんの講演「放射能を噛みしめながら~原子力選択の意味を考える」も
youtubeに動画がアップされています。






講演録なので長いですが、分かりやすいお話です。

3本目には野菜をゴシゴシ洗って放射能を測定したお話や
三日三晩かかって1リットルもの母乳を絞って持ちこんだお母さんのお話(6:45頃)が出てきます。


4本目には赤ちゃんのお話も出てきます。
終わりの方にケツエキタイバンカンモンということばが出てきます。
これは有毒なものをお母さんの体で止めて
赤ちゃんのからだに行かないようにするしくみのことなのだそうです。
でも、もともと自然界になかった水銀やPCBなんてものは
母体はどう扱っていいのか分からずに赤ちゃんにいってしまったのだそうです。
その結果、胎児性水俣病やカネミ油症の黒い赤ちゃんというようなことが起きてしまった、ということです。

子どもたちのからだが心配です。


8000km離れたチェルノブイリからの放射能が世界中にまき散らされてから2年後に
このようなことが起きていたなんて当時高校生だった私は知りませんでした。

これほどまでのことが起きていたにもかかわらず、
人間はまた同じようなことを繰り返してしまいました。

このことを正しく伝え繰り返さないことが本当の原子力教育だと思います。








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Posted by NPO法人 Reばーす at 07:33│Comments(0)情報
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