「命を考える上映会inせんだい」終わりました

NPO法人 Reばーす

2010年12月09日 15:42

「第2回 命を考える上映会inせんだい」が無事終了しました。


今回はReばーす川内始まって以来、

初めての独身男性の参加がありました。

 「うまれる」お産シーン見てます。


「うまれる」の本編はまだ自主上映できないので、

予告編など三編を見ました。


 彼の職業はお坊さん。

日々、死の場面に携わることの多い彼にとって、

「うまれる」という映画はどのように受け止められたのでしょう?


今回は、助産師さんの参加もあり、

生と死、両方の場面に仕事として携わる方々が

ご一緒することができました。


流産や誕生死の場面で、

どのようなかかわりができるのか。

一般的にあまり知られていないけど、

できることはたくさんあるのでは、というお話も出ました。


驚いたのは7カ月の赤ちゃんがお産シーンになったとたん、

身を乗り出してぴょんぴょんし始めたこと。

まるで「そうだよ。憶えてるよ」とでも言っているよう。

お母さんもびっくりされていました。

 最年少参加のかいくん


上映後は、

お茶を飲んでおやつを食べながら、

映画の感想を話したり、おしゃべりに花が咲いたり。



そして、

さっきから写っているこのケーキ。

 みんな、ちゃんとお茶やお茶菓子持参でびっくり!

トミさんのお誕生日もお祝いしました。

「トミさんありがとう」

「トミさんおめでとう」

と言いながら・・・。



この日は、2007年に82歳で亡くなった前田トミさんのお誕生日でした。

でも、ここに集まった誰ひとりトミさんに会ったことはありません。


トミさんは、

1970年代から30年以上にわたって、

未来の子どもたちのために原発に反対し続けた人です。

川内原発の近くの久見崎に住んで、

1994年から毎日3閣僚に

「早く原発を止めて下さい」

と手紙を出し続けた人です。

お金より大切なものがあると気付いて行動した

母親グループのおひとりでした。


また、この日はもんじゅ事故からちょうど15年目の日でもありました。

12月8日はもんじゅのナトリウム漏れ火災事故があった日ということで、

「脱原子力の日」にしようという声が各地で上がっています。


ですので、

鎌仲ひとみ監督の「ぶんぶん通信no.3」も見ました。

本当はno.1を見る予定でしたが、

トミさんの話をしているうちにno.3が見たくなってしなったので急きょ変更。

しかし、おしゃべりし過ぎで時間切れ。


最後は、

「川内」から「上関」へ、寄書きフラッグに感想を書いて終了でした。



彼女の写メを嬉しそうに見せてくれたお坊さんの彼は、

彼女と今日の映画のことをどんなふうに話すのでしょうか?

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